かもがた町家公園 旧高戸家住宅【浅口市鴨方町】
どもども、いつもお世話になっております。
井笠つーしんでーす!!
今日はというと、浅口市鴨方町にあるかもがた町家公園に来ております。
かもがた町家公園と書いてあります。
かもがた町家公園入口付近です。
周辺のご案内はここを見てねー。
かもがた町家公園の外観1
かもがた町家公園の外観2
おや、これは何でしょうか??? 知ってますか?
私は知りません(笑)
書状集箱(現在のポスト)
1.このポスト(書状集箱)は明治4年(西暦1871年)郵便事業創業当時使用していたものと同じ型のものです。
1.このポストは歴史と文化の鴨方町にふさわしい町並みに合わせて設置したものです。
1.このポストは他のポスト同様に取り集めを行いますのでご利用ください。
平成十年十月二二日 鴨方郵便局長
現在もポストとして使えるみたいですね。投函してみましょう♪
本当に届くのかな???
かもがた町家公園の入口
かもがた町家公園のご案内が書いてあります。とっても重要な事が書いてあるので一読を♪
では、早速中へ入ってみましょう♪
初潜入なので楽しみー!ヽ(・∀・)ノ
ところでかもがた町家公園ってどんなところなんだろう???
パンフレット見るとですね♪
心からくつろげるこの場所はボランティアが支える文化施設 ~歴史の息吹と奥深さを体感してください~
江戸時代、西山拙斎ら多くの文化人たちが往き来した備中鴨方藩の中心地、鴨方往来。
時代を超えても江戸時代の風情は人々を癒し、心のふれあう空間として今も昔も
変わらない安らぎを与えてくれます。
伝承館
江戸時代の町家を細部にわたり修復し、当時の建築技術を見学できる建物博物館です。
発見された棟札から、貞享4年(1687)に修理をした県下で最も古い貴重な町家です。
ふれあい館(西舎)
伝承館の北側にある土蔵。棟札から、安政3年(1856)に建てられたもので、
近隣にはない立派な土蔵です。
2階建てとなっており、ギャラリーとして使用しています。
伝統植物園
四季折々の伝統植物が楽しめます。
郷土の館(東倉)
交流館の北側にある土蔵。建築年代は不明。
1階は歴史や文化・観光等をパネルやビデオで紹介しています。
2階は事務所。
交流館
棟札から延享5年(1748)に建てられたもので、分家の母屋です。
和風喫茶、土産物の展示・販売コーナーがあります。
2階は、郷土資料などの展示室となっています。
どんな感じなんだろう??ドキドキ 🙂 わくわく
かもがた町家公園の風景1
井戸があるけどなんだろう?? 何かがでてくるかもよー・・・
綺麗なお花が咲いていました。
何の花かわかりますか?
答えは、こちら・・・じゃん。
ハナショウブ(花菖蒲)アヤメ科です。
漢字で書くと、こんな字とは知りませんでした(笑)
癒されますね♪
かもがた町家公園の風景2
かもがた町家公園の風景3
あの木の木陰で休みたーい!!お昼寝タイム。o(^▽^)o
かもがた町家公園内は色んな種類の植物が植えてあって鑑賞できるみたいです♪
伝統植物園
記紀・万葉の昔から詩歌・物語・行事などで人々に親しまれてきた植物の中から主に
小低木や草木類55種類を選んで植え、若干の往来の樹木を含めた植物園です。
下からゆるやかな道で上の展望台まで散策できるようにしており、下の方には
主に冬から春に咲く植物、中ほどには夏、上方には秋に咲く植物を配植し、
中段右手(東)休憩所の上には七草園を設け、春の七草、秋の七草の学習が
できるようにしています。
また別に正門の正面突き当たりの所と塀を隔てた左側の所に水生植物園があります。
植物には種類ごとに名札(和名と科名)を立て、特に14種類の植物と七草園には
解説板を設け、万葉の植物には和歌を載せています。
鴨方町の町木 クロマツ 黒松(マツ科)
上に登る階段がありました。登ってみよう♪
上からの眺め、ここは日本歴史公園100選に選ばれているみたいですよー 😉
かもがた町家公園内をうろついていると、神社に行ける道を発見!
なんか面白そう。階段を駆け上ってみましょう。
ダルビッシュ・・・(/ω\*)いや、、、ダッシューの間違いでした(焦)
かなり急な階段ですなー。。。
気合を入れて頑張りマース。
この急角度。ギネスものですかね・・・そんなワケないですか??(;・∀・)
到着しましたが、何神社かは知りません・・・
なので調べてみると、
鴨神社 「神社明細書(昭和2年)」には、836年の京都の加茂大明神を勧請した旨を記している。近世史料には「加茂大明神」「加茂宮」とあり、1887年、鴨神社と改号した。と出ておりました。
神社からの眺めは、なかなかのものでしたよ。・・と偉そうに言ってみました( ⊙‿⊙)
では、そろそろ神社を後にしようかな・・・
と思って下を見ると・・・
これを降りるのー!って叫んでしまいました・・・
すごーいでしょ・・・(# ゚Д゚) この急な階段・・・落ちたらえらいことになるよ・・・
なので帰りは、超ゆっくり降りました(笑)
降りてみたら、お花の通り道が迎えてくれました。
咲き頃になると綺麗なお花が咲くんでしょうね♪
かもがた町家公園の風景4
かもがた町家公園の風景5
休憩できる所もあって、のんびりできそう(´∀`)
ここからの眺めもいいもんだ~。
のんびりしてたら、眠たくなってきた・・・(=-ω-)zzZZ乙乙
近くに、何やら蔵があったので、覗いたみた・・・なんだろうな~
郷土の館と書いてある。
行ってみよう♪
歴史をたどれる資料がいっぱい~ 勉強になる( ⊙‿⊙)
他にも、回ってみると岡山県指定重要文化財 旧高戸家住宅を発見!!
伝承館入口みたいです。
入館料 大人百円(高校生以上) 子人五十円(小・中学生) 団体(二十人以上二割引)
ここが入口ですね。
では、入ってみましょう♪
入場券をもらいました。
いやー~^^歴史をかんじますね~。築300以上経っているという岡山県下に残る最古の町家みたいですね。
お座敷には、端午の節句で首振り虎(張子のトラ) が飾られていました。
この欄間が素晴らしい・・・
綺麗でしょう♪
外の中庭の庭園も良かったです。
いいでしょ~。
端午の節句の5月人形の鎧兜です。
家で飾ることが無いので、新鮮な感じがしました。
見れて良かった♪
岡山県指定重要文化財 旧高戸家住宅の外観1
岡山県指定重要文化財 旧高戸家住宅の外観2
旧高戸家住宅の特徴
ここ浅口市鴨方町鴨方にある「旧高戸家住宅」は、江戸時代鴨方藩の庄屋を世襲し、油商等を営んだ家で、藩主の宿泊所や文化人の交流の場として使われていた由緒ある町家である。建築年代は、貞享4年(1687)に修理したという棟札から築300年以上経ており、岡山県下に残る江戸時期の最古の町家であると同時に全国的にも最初期のものである。これは、奈良県橿原市今井町の今西家(慶安3年・1650)や豊田家(寛文2年・1662)と同時期のものである。
建物は南面し、平面は正面10間、側面4.5間、中2階建の店部分と平家建の座敷部分からなる今井型(大和)である。屋根は本格的な入母屋造と切妻造で本瓦葺き、外壁は塗屋仕上げである。構造は、店部分を主体構造とするが、それは方形平面の中央に一本の大型中柱を立てた特殊なもので、小屋組は束立構法と登り梁構法を併用している。この構造は全国的にも例がなく、この地方で発生した独自のものである。
座敷部分は落ち棟形式で、店部分に取り付けられている。その店部分の構造面は、「うちまど」と西厨子2階における、中柱の上部の鴨居、中置、梁、地棟等の継手、仕口の合理的な工法、東西厨子における登り梁の豪快な架構は見応えがある。細部で注目すべきは「みせどま」における大戸口の格子戸、片折板戸の意匠と機能性、「みせのま」での、天井、建具、格子構の意匠と室環境である。これらは、江戸前期の素朴さの中に力強さを感じさせるものになっている。
本宅は、かもがた町家公園の中核施設として平成7年度から復元修理を行い、平成9年9月に完成した。この建物を「伝承館」と名付け、伝統的生活文化の継承の場とともに、建物博物館として保存・活用し、市民の歴史的財産として後世に残し伝えていくことにしている。
平成10年3月に岡山県指定重要文化財となっている。多くの方々に、この日本屈指の伝統的な住宅の良さを伝えることができれば幸いです。
かもがた町家公園のパンフレット(表)
かもがた町家公園のパンフレット(見開き)
かもがた町家公園のパンフレット(見開き)
ぜひ、気になったら行ってみましょう♪
お散歩するだけでも、気持ちが晴れますよ~!!ヽ(・∀・)ノ
浅口市かもがた町公園
〒719-0243 岡山県浅口市鴨方町鴨方240 TEL0865(45)8040 FAX0865(44)6089
公式ホームページ
開園時間 9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日 毎週月曜日、祝日の翌日など
場所はこちら↓